【2018年デビスカップ】錦織不在の日本 イタリアに屈し一回戦で姿を消す
2018年2月2日~4日まで開催されるデビスカップに挑む日本人選手と対戦相手を紹介します
対戦カード
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月
対戦相手のセッピは今年の全豪オープンで西岡良仁に勝利している日本にとって因縁の相手。
第2ラバーもフルセットにもつれる熱戦になったが、マッチポイントを相手に握られるもしのぎ、最後の最後で日本のエースの杉田が意地を見せ、日本が対戦成績をイーブンに戻す。
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月
第3ラバー(ダブルス)
シモーネ ボレリ マクラクラン 勉
3 - 1
ファビオ フォニーニ 内山 靖崇
第3ラバーはダブルス
イタリアはロレンツィからフォニー二へエントリーの変更があり、2015年全豪オープンのチャンピオンペアとの対戦となった。
これでイタリアのエースであるフォニー二は3日連続の試合となる。
試合はマクラクラン、内山組が何度もブレイクチャンスを掴むも活かせず、惜敗。
これで対戦成績は日本の1勝2敗となる。
◆テニス男子国別対抗戦デビス杯ワールドグループ 第2日▽1回戦 ボレリ、フォニーニ
第4ラバーはエース対決となった。
あとがない日本は杉田にすべてを賭ける。
両者合わせて19回のブレークと大熱戦は、一時は杉田がリードするもフルセットの末、フォニー二軍配。
日本は1回戦突破とならず、姿を消すこととなった。
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月
今後の日本は
デビスカップはここで終わったわけではない。
現在、日本は「ワールドグループ」というトップのカテゴリにいるが、1回戦敗退してしまったので、今度はこのカテゴリを守る戦いをしなければならない。
敗退してしまった日本だが悪いニュースばかりではない
テニスの世界ランク27位・錦織圭(日清食品)は下部大会のRBCテニスチャンピオンシ
しかし、 昨年9月の入れ替え戦ブラジル戦からダブルスを専門とするマクラクランが代表入りし、状況は一気に変わった。自らもダブルスで活躍した岩渕聡監督(42)は「彼が入って、ダブルスが固定できた。初めてこのレベルで、ダブルスで勝ちにいける」と期待を寄せる。今回敗れはしたが「世界レベルに対して紙一重、あと1ポイントというファイトをみせてくれた」
とダブルスも弱点ではなくなってきている。
今の日本のテニス界
デビスカップというルールの特性上、大エースがいるのはもちろんとても強いことなのですが、より重要なのは総合力です。
今の日本は総合力でも上に位置しており、大エースの錦織が帰ってきたとき、日本はデビスカップを優勝する可能性は十分にあります。