青木宣親だけじゃない! 日米で初ものがファンを熱狂させていた
▼メジャーリーグでプロ入り後”初”登板を果たした青木宣親外野手
4―10の9回から登板。1イニング(20球)を投げ、1安打2四死球3失点(自責点3)だった。
最速は78・3マイル(約126キロ)だった。
先頭の7番トレイエスに四球、次打者のウェードにも連続四球で無死一、二塁のピンチを招いた
続く9番カーターには左翼手の頭上を越える適時二塁打を浴び、1点を失った。
続く無死二、三塁ではガードナーの右犠飛を許した。エルズベリーの遊ゴロの間に失点したが、注目の新人・ジャッジは中飛に仕留めた。ヤンキースの田中将大はベンチでニヤニヤしながら試合を観戦していた。
青木が対峙したのは今季打率.326(リーグ2位)、27本塁打、62打点(ともに同1位)と3冠王を視野に入れるメジャー2年目のジャッジ。初球の78マイル(約126キロ)の速球に、ジャッジはまさかの空振り。そして3球目、78マイルの速球で中飛に打ち取った。この瞬間、本拠地は大歓声が沸き起こり、青木も安どの表情を浮かべた。
▼メジャーでも話題になった青木宣親の初登板
宮崎・日向高でエースだった青木は、3年春の宮崎大会で優勝。早大に進学してから野手一本となった。
青木は「出番がないと思っていたので、びっくりした。全く違うスタジアムに見えた。とりあえずストライクを取ろうと思った。実際にこういう形で(登板機会が)巡ってきて、うれしかった」と話した。
メジャーでは大差が付いた試合で、翌日以降に投手を温存するため野手がマウンドに立つことがある。日本人メジャーリーガーでは、イチローが2年前の2015年に登板したことがある。
メジャー初登板は1回6打者に対して20球を投じ、1安打2四球3失点。「Nori Aoki」はジャッジ斬りで一時ツイッターのトレンドワードでも上位に浮上しており、大きな話題となった。
▼青木宣親のプロ初登板がTwitterで話題に!
投手・青木の報道を見てると、日本でも普通にこういうのをやって欲しいと思う。
得失点差のないリーグ戦を戦うスポーツ。翌日以降のために壊れた試合を諦めるのはあっても良いし、こういう合理的な考え方は支持する。
▼怪我で今季未登板だった大谷翔平が二軍戦で”初”登板
大谷翔平、2軍で今季初登板 初球でいきなり157キロ
sankei.com/photo/story/ne… pic.twitter.com/RvTBdan6kW
先頭の西武鈴木に対し、初球がこの日最速の157キロをマーク。鈴木、呉と2者連続三振に仕留めたが、続く山川に151キロ直球をバックスクリーンまで運ばれた。2つの四死球を挟み、最後は斉藤を中飛に打ち取り、今季実戦初登板を終えた。
この日は朝から雨が降り、グラウンドコンディションも悪かったことから「天候もよくなかったので、持ってないなと思った」と苦笑いも浮かべたが、「それなりに投げられたので、まずまずだと思います。(1軍登板へ向けては)もっともっと段階を経て、自分で納得した投球でいけるように頑張っていきたいです」と話していた。
昨年10月の日本シリーズ以来の実戦登板。1回を1安打1本塁打1失点、2四死球、2奪三振だった。最速は157キロだった。
▼二軍戦で今季初登板した大谷翔平のいきなりの157キロに度肝を抜かれたネット民